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書籍:なぜスターバックスは最高のスタッフを育てられるのか☆☆

書籍:なぜスターバックスは最高のスタッフを育てられるのか

目次
第1章:一瞬で目の前のお客様をファンにするスタバ体験の魔法
第2章:パートナーの仕事に溶け込むスタバの精神
第3章:なぜ、スタバの店員さんはモチベーションが高いの?
第4章:働いている自分を尊敬できる職場ーそれがスターバックスだ

“なぜスターバックスは最高のスタッフを育てられるのか”
こう書くからには、出来れば一言で「こうだから」と表現したい所ではあります。そういう意味では恐らく、
ー働いている自分を尊敬できる職場ー これが答えに当たるのかなと。
なんでこんな事を最初に書くのかと言うと、この本は所謂ビジネス書に求められがちな、体系的に分かりやすく、明快な答え、すぐに役立つ、今すぐ使える、と言うような書かれ方はされていないと私が読んでいて感じたからです。

私が本を読むときに気にしている事がいくつかありまして、
・批判的に読む
本当にそうか?自分だったらこう考えるな。みたいな読み方
この部分に関してこの本は概ね「その通り」と思えました。
・アウトプットを想定して読む
趣味の欄に読書と書きがちではありますが、実際には読書は趣味ではなくて仕事の質を上げるための勉強だと思って読んでいるので、そこには必ず「目的」があります。
今回の本で言えば「(個人差はあるものの平均して品質の高い)スターバックスのスタッフさんのように笑顔でお客様と応対できる、気の利くスタッフさんを育成したい」と言う目的。
この部分に関しては、あくまでもこの本は、スターバックスの歴史や、なぜスターバックスが最高のスタッフを育てられるのかを紹介している本であり、それを自分の職場や環境に適用するのは、読み手の応用力が問われている印象です。

冒頭に戻りまして、じゃあどうやって
ー働いている自分を尊敬できる職場ー にするのかな、をまとめてみます。あくまでも私の解釈なので変だなと思う所があれば教えて頂ければ幸いです。

・・・途中まで書いてて挫折したんで、ざっくり書きます。
ー働いている自分を尊敬できる職場ー にするには、
要は、
・掲げられているミッションに、
お客様(地域)に貢献、スタッフさんを大切にする
と言う内容が入っており、
・それを実現させる為の仕組みがある
事が大事なのかなと思います。

・自分の意志と行動でお客様に喜んで頂けている
・それが会社からも認められている
・自分が社会の役に立っている
と働いて感じられるかどうかが、自分を尊敬できる職場には大切な要素なのでは。

勿論そういう職場を作るには仕組みだけでは足らず、マネジャーやスタッフさんの行動が無ければ変わらないのは間違いないのですが、会社としてのバックアップがあるのと無いのとでは、その実現可能性に雲泥の差があると思いました。

ただ、やはり徹底してこだわると当然お金が掛かります。
原材料費、店舗への設備投資、スタッフの育成、地域への貢献
そういう意味では、スターバックスは1杯500円近い(しかも年々値上げをしている)コーヒーをお客様に買って頂く事で
・スターバックスのミッションに共感してくれるお客様のみにフォーカスする
・ミッションを実現するための費用の捻出
・企業としての利益の拡大
これらを同時に実行しています。
企業努力によって値上げが成されている例と言えます。

、、、と脱線しちゃいましたね。
じゃあ実際に自分が店舗マネジャーとして、何ができるかと考えると、、、
・ビジョンの明示
お客様、会社、スタッフさんを大事にしていくと分かるように
ビジョンを明示し、スタッフさんとの協力体制を築く
・目標設定
そのビジョンを達成する為に、スタッフさんが自身に何を求められているのかを自身で考える機会を提供し、合致していればそれに向けて行動して頂く
・適正な評価
評価基準をお伝えしそれに沿って評価する
良い事は良いと伝え、残念な事もお伝えし改善に向けて考えて頂く、不当な評価の人が1人でも居ると全スタッフさんのモチベーションに影響する。
・フォーカスするお客様に向けて全力を尽くす姿勢を示す
お客様に感謝の気持ちをもって接するがへりくだらず毅然とする

、、、と、まぁ当たり前の結論に至った訳で、、。
余談ですが、スターバックスが価格競争に巻き込まれていない(と思うぐらい高いコーヒーが販売できる)最大の要因は、
ハワード・シュルツさんの発言にある、
「私たちはコーヒービジネスを展開しているのではないのです。コーヒーを提供するピープルビジネスを展開しているのです」
これに尽きると思います。
言うのは簡単だけど本当に実行して、価格競争に巻き込まれない会社にした事は本当にすごいと思います。

——以下は書きかけて挫折した部分です。—–
1、ミッションがある。
会社の存在意義が理解できる形で存在しているか?
スタバの場合は、以下の6つがそれにあたります(今の公式ホームページには更新された別の言葉が掲載されています)
OUR STARBUCKS MISSION
・Our Coffee
・Our Partners
・Our Customers
・Our Stores
・Our Neighborhood
・Our shareholders
それぞれ、
・コーヒーの品質にこだわる
・従業員を大切に
・お客様を大切に
・お店を心地よい空間に
・コミュニティーの一員として責任を果たす
・上記を実現し関係者に繁栄を
と言う事でしょうか。

2、ミッションに準じる仕組みがある
仕組みを当てはまりそうな所に入れていきます。
・Our Coffee
入社から一定時間はコーヒーに関する知識と技術の習得に当てられている。もろもろの研修に掛ける時間は80時間
・Our Partners
出勤、休憩、退勤時に好きなドリンク飲める
週に1度、コーヒー豆100g貰える
全国の店舗で15%offでドリンク等が買える
通信教育の受講補助
「是正」と「強化」のフィードバック
・Our Customers
・Our Stores
・Our Neighborhood
キッズパーティーお子様が楽しめるプログラムを実施

・Our shareholders

書籍:「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣☆☆☆

書籍:「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣

特定のスキルアップと言うよりは、仕事に対する姿勢や考え方、ちょっとしたコツなんかが書いてある本
元気な時に読むと「頑張ろう!」って思えると思う
元気が無い時に読むと「この人はすごい人なんだな」と感心すると共に引いてしまう印象
まえがきの「100%本気でやったか?1%の後悔もないか」
あとがきの「才能の差は5倍、意識の差は100倍」
なんて正に代表例。

5章構成
1章 言われるよりも「先」にやれ!
2章 準備で一気に差をつける
3章 失敗を恐れない思考法
4章 目標は超えるためにある
5章 行動を更に一歩進める為に

中で良いなと思った部分は、
・選択そのものに不正解は無い
まぁ実際は正解不正解あると思うのですが、正解は1つじゃなくて「それもアリかもね」的な選択肢もあると思うんです。
その選択肢を正解にする為には結局やりきる事が重要で、仮にどう見ても明らかな正解な選択肢を取ったとしても行動しなければ成果に繋がらない。
そう考えると、自分がやる側なら押し付けられた選択肢よりも自ら選んだ選択肢の方が行動に繋がるでしょうし、仮に上司として部下に動いて貰う時は、自分の意見を押し付けず部下の判断を尊重し全力で行動して頂いた方が成果に繋がるなと思いました。
とは言え、明らかにやばい時はやばいって教えてあげないと、明らかに間違っている(と思われる)選択肢で成果出すの本当に大変ですし、判断を尊重しても成果出ないと部下も自信無くすのでその辺のバランスも大事だなと思います。

・毎日の記録が再現性を高める
毎日いろんな判断をしたり考える仕事をしていると、過去の事をどんどん忘れて行ってしまいます。少なくとも私は元々忘れっぽい事もあり良く「忘れている」事を自覚します。
私自身は対策として、極力やりとりはメールにしてログを残したり、スケジュール入ったらすぐにスマホでGoogleカレンダーに記録しますし、見たモノも忘れちゃうので写真に残したりしています。これが結構行動のログになって、後で見返せて便利だったりします。

・弱みを克服しているヒマはない
弱みを克服するより強みを伸ばす方が楽しいし成果に繋がる、と言うのが私の持論です。ただし弱みを放っておくのではなく他の人を頼ってカバーして貰い、代わりに自分の強みで他の人をカバーすれば全体的な成果が上積みされるかなと思います。

・目標とする人の思考術を徹底的に真似る
これは私もお客様や上司とのやり取りを通して自分の頭の中に仮想の一般人や上司、部下を設定して、考えるときに使っています。私の考えだけだとどうしても偏った考え方になってしまいがちなので、自分の考え方を客観的に見る良い道具になります。
お客様 - お客様に支持される状態を考える
上司  - より経営に近い視点でモノを見る
部下  - より現場に近い視点でモノを見る
このどれが欠けても物事はうまく行かないかなと感じています。

こう見ると結構良い事書いてあって勉強になるんですが、如何せん著者のモーレツ感が強いので是非元気な時に読みたい一冊ですね。

書籍:すごいメモ。☆☆☆

書籍:すごいメモ。

今自分が考えている事として
「考えている事を書き出すと頭がスッキリ整理され、やるべき仕事の優先順位やアイデアが見えてくる → 成果が上がる!」
と言う仮説の検証と、これを誰でもできる簡単な形にできないものかと読んだ本のうちの1冊

メモは取る為のものではなく活用するもの、と言う前提はあるものの、基本的にはテクニック
色々なメモの取り方が紹介されていた。
「誰でもできる」シンプルな物にフォーカスして読んでいたので、印象に残ったのは → 矢印
思いついた事を→でつないでいく事で流れが出来て頭の整理が出来たり自分なりの答えに行きつく、と言うモノ。
自分自身も無意識に使っていたけど、こうやって紹介されていると「やっぱ効果あるんだ」と後押しされる感ありますね。

もうひとつは「あまのじゃくメモ」
お客様が望んでいる事は何か?と問うのではなく
お客様が嫌がる事は何か?を考えてその逆をやる
または、
自店に出来る事は何か?と問うのではなく
競合が嫌がる事は何か?を考えてその中からできる事を考える
こんな感じで正攻法で考えない考え方。
メモの取り方と言うよりは思考法ですが、これが自分には非常に共感できました。
人が悪いと言えばそれまでですが、正攻法で考えるのに疲れちゃってる事もあるので考え方を切り替えるだけで良いアイデアが浮かんでお客様に喜んで貰えてお店が繁盛するならそれに越した事は無いですよね。

メモ術=思考の整理術だなと感じさせる一冊でした。
全部覚えるのは大変だから、たまに目次読むかA4×1枚にまとめていつでも見返せるようにしておいた方が活用できそう。

書籍:仕事に追われる毎日を変えよう☆☆☆☆

書籍:仕事に追われる毎日を変えよう

先日葛西のブックオフで買った1冊
仕事が増えれば増える程、仕事に追われてしまいがちなので、何か良い方法は無いものか、と購入

考え方も含まれるけど、基本は技術書
6章構成
1:仕事に追われる人の悪い習慣
2:すぐやる人の考え方
3:要領が良い人の仕事の進め方
4:ちょっとした習慣で仕事がはかどる
5:上手に人を動かし仕事をまわす
6:残業しないチームにしよう

目新しい内容はありませんでしたが、再発見させて頂いた事としては、
1、判らない事はすぐに電話で聞く
判っちゃいるけど、、、な内容ではあるんですが、改めて大事さを感じました。相手の都合とか考えて電話躊躇しちゃうんですが、その時間がもうもったいないと考えて電話しようと思います。
2、やり方よりも考え方を重視して教える
私なんかはついつい「やり方」先行で教えてしまう事が多いのでこれは勉強になりました。やり方よりも何の為にやるのか、どうしてやるのか、を押えた上でやり方を教えれば、やり方だけ教えるよりももっと効果的に仕事を習得して頂けますし、教わる方も考える余地が生まれるので仕事にやりがいを持って頂けるなと感じます。

ごもっとも!と共感できた事としては、
1、メールは即レス
って言うか、その場で返さないと大体忘れ去ってます。
2、即決
決めなければそれが正しいか間違っているかも判りません。正解を探して何も決めぬままズルズル行く方が余程危ないと私は感じています。
3、仕事に優先順位をつけない
これは誤解の無いように補足すると、やらない仕事(もしくは他の人に任せる仕事)を決めて、そもそもやる事が多すぎて手に負えない状態から脱却して、後はとっとと全部やるんです。やり切れない仕事を抱えた時点でもう後は、無理してやりきるか敗北宣言しか残されていません。だったら自分がやれる(やりたい)仕事を積極的に受けて、他の仕事は任せるなり教えて出来るようにするなり、そもそも断るなりすればいいんです。そしてやると決めた仕事については、いつまでに、と言うよりは、いつやるとスケジュール立ててその通りにやれば仕事に追われる事態からは解放されますよね。勿論最初は見積もり甘くて苦労する事もありますが、これも慣れなので妥当なバッファを設けたり、スピードアップも図れたりできるようになります。

・・・とは言え、実際には仕事を抱えてあれもこれもやらなければいけない事ってありますよね。
そういう時は、
1、今やっておけば永続的に良い影響が出るか?
2、この行動でどれだけ良い影響が出るか?(インパクトがあるか?)
この2つの軸で考えるようにしています。
この流れで考えていくと次は、
どうすればもっとうまくやれるか?を考える事になるんですが、話が既に本の感想から脱線してますね。

こう言う本をたまに読むと、自分の仕事の仕方を振り返る良いきっかけになりますね。構成も見開き2ページ分で1つずつと判りやすいですし、内容も判り易くまとめてあります。人にオススメできる良い本☆☆☆☆

書籍:人を魅了し動かす聞く力・話す力☆☆☆☆

書籍:人を魅了し動かす聞く力・話す力

東京ぶらぶら旅行中に立ち寄ったブックオフ葛西駅前店で購入
勿論自分自身の為でもありますが、お店のスタッフさん用
昨日寝る前の1時間ぐらいでざっくり読みました。

会話をもっと上手にできるようになりたい人に向けた技術書
基本は相手の事を考えて話す事が大事と言う原則には則ってるけど、
しっかり、このように話せば相手は正しく理解してくれる、とか、衝突が生まれず円滑に話が進むとか、言い回しの部分も具体的に書いてあります。

6章構成
1:聞く話すが上手になると人生がうまくいく
2:たった5つのレッスンで聞く力をつける
3:たった5つのレッスンで話す力をつける
4:覚えておきたいビジネス会話の基本
5:仕事がうまくいく聞き方話し方

基本は、
・相手の事を考える(相手の気持ちになる、相手に肯定的になる)
・諦めず回数こなす
と言う事みたいです。
そもそも、もっとコミュニケーションを円滑に図れるようになろうと言う人じゃなければ手に取らない本なので、何故やるのかについてはあんまり書いてないです。この点には好感持てます、本を手に取った時点で動機がそこにあるので、長々何故やるのか読まされてもしんどいだけです。
名刺の交換方法や敬語の尊敬語と謙譲語についても載ってるので、社会人経験が浅い方にも向いています。
あと、内容に説得力を持たせる為の偉人の名言や引用が少ないのも良いです。洋書なんか特に所々に大量の引用や偉人の名言が入っていて、読み疲れしちゃうので。
個人的に特に共感できたのは、
「聞く」においては、あいづちと要約(聞いていますよ、理解していますよのサイン)
「話す」においては、見た目と例え(自信がないと説得力に欠ける、相手がイメージしやすい言い回し)

良い本 ☆☆☆☆

書籍:マジマネSPスターバックスに学べ

書籍:マジマネSPスターバックスに学べ

随分前に買って、一度読んだけど記憶から消え去っていた上メモも取っていなかったので読み直し、風呂とスキマ時間合わせて1時間30分ぐらいで読んだ。

スターバックスが何故支持されているのか、をまとめた本。
発行日が2007年なので相当古い、、、けど、そんなに内容は古くない印象でした。

自分にとって為になったなと感じた部分を抜粋し感想入れます。

1、マーケティング&ブランディング
お客様にモノでは無く体験を販売する
美味しいコーヒーを通して、スタッフさんや空間を売る感じ?
価格で勝負しない、品質に徹底的にコダワリ最高を目指す
コーヒー買いに来て不味かったら話にならないですよね。
販売戦略はシンプルに3つで考える(新規のお客様に来て頂く、既存のお客様にもっと買って頂く、高単価・値上げ)
確かにお客様の数×単価=売上ですよね。
立地は最高の広告
人が来ない場所では売れない。
 商品の性能や特徴では無く、もたらされる効果を伝える
コーヒーが美味しい×→贅沢なひと時が味わえる○って事かな?

2、サービス
ニーズではなく、ウォンツを満たせ
必要でないものに人は豊かさや高い価値を感じるのだろう。
お客様と接する事でお客様の望みを見出しそれに応えていけるようにしたい。
お客様の要望にはイエスと答える
本には書いてなかったが、無理なら代替案を出せるようにしたい。
約束以上の事をせよ
約束超えて始めて期待以上ですよね。
 親切であれ、清潔であれ
これが無くては一時的な支持は得られても、長期的なファンは生まれないですよね。
  優れた広告よりも、優れたテイスティング
確かに、美味しいですよ、と言われるよりも実際に飲んで美味しければそれに越した事はないですね。
 より大きな成功への道を選べ
スピード感を持って出店し、なおかつ品質を高く保つ為に一貫性と利便性で勝負する結果、突飛さや個性を失う事になる。しかしより多くのお客様に満足して頂く交換条件と考える事も出来る。

3、人材育成(ここが個人的に一番注目してるポイント!)
常にWIIFMを考えよ
(What’s In It For Me=そこから何が得られるか?)
要はパートナー=スタッフさんを第一に考えると言う理念らしい。私も従業員満足(ES)とお客様満足(CS)はリンクしていると思います。従業員の満足も考えられていないのに、お客様の満足だけ考えようなんて言うのはスタッフさんにとっては虫の良い話に感じてしまうだろうし、何より説得力が無い。ただ、ESを先に満たさなければCSが満たされないとか、ESが満たされれば必ずCSが満たされるとか、そういう勘違いも良くないと思う。結局CSを満たす事でしかESを満たせないと言う当たり前の事を従業員が正しく理解しているか、これに尽きると思う。ただしマネジャーがESを真剣に考え追求している事、しかもそれがスタッフさんに伝わっている事が前提ですね。
  ミッションと従業員を結びつけよ
ミッションは意思決定を下す上で重要な要素でなければならない。そうなる為には、判りやすい事が一番だけど、表現の都合そうでない時は、判るように具体例を挙げる等して理解して貰う必要があるだろうと思う。
  奉仕型リーダーシップを取り入れよ
いわゆるサーバントリーダーシップと呼ばれているもの。私も意識しています。ただ、スピード感を求められる時と、ここは時間をかけても考えて欲しいなと言う時でトップダウンで指示を出したり、投げかけてやりとりによって進めたり使い分けています。どちらも良し悪しある手法なので、要は適した手段を取れるかだと思います。育成が進んだスタッフさんであれば奉仕型の方が本人のモチベーションには好影響でしょう。また、トップダウンであっても何故それをやるのかを納得して頂けるように説明できるかどうかで納得して自分の意思でやるのか、言われたからやらされているのかが分かれます。スタッフさんを自律的な人材に育てたいのであればサーバントリーダーシップは非常に重要な役割を果たすと思います。
  現場のマネジャーの能力を引き出せ  
スタッフさんにとって「マネジャーや直属の上司」=「会社」なんだなと思います。私の言動がイコール会社の意思であるようにスタッフさんは感じている事と思います。私が信用に足る行動を続ければ、私を通して会社は信用される、会社の事をもっと好きになってくれる。逆もまた然りと。常に正しい選択が出来る訳ではないですがせめて常に誠実であらねばと思います。公平ではなくとも公正に。

+α、その他
長くなっちゃったんで割愛します。

個人的にスタバは、キャンペーンの時に上限額までプリカチャージするぐらい好きなお店。思えばA4サイズのファンブックみたいのも買った記憶がある。
お店の品質自体は、正直お店によってまちまちで残念な思いをした事もありますが、それでもまた行こうと思わせる程良いスタッフさんとも出会いました。5年前ぐらいに彦根に住んでいましたが、そこのスターバックスは琵琶湖沿いの立地も勿論ですが、スタッフさんの品質が非常に良かった覚えがあります。と言っても特別に何かして貰った訳ではなくて、単純に素敵な笑顔で応対してくれて、スキル差はあったようですがどのスタッフさんもイキイキ働いているように見えました。何度かテラス席で琵琶湖に沈む夕日を眺めたり、スタッフさんの様子を眺めたりでぼんやり過ごした事は記憶にあります。
そこでの経験が私をスタバ好きにしました。そういう経験を提供できるお店やスタッフさんを作れるようなマネージャーになりたいですね。

あ、でも私がスタバが好きな一番大きい理由は「ベンティ」がある事
あの容赦無いサイズ感に一目惚れしました。それも提供価値ですね。

書籍:やってはいけないウォーキング☆☆☆

書籍:やってはいけないウォーキング

散歩中に寄ったツタヤで買った本
体重落としたり健康になる為に散歩を習慣化しようかなと。
お風呂に入りながら1時間程で読んだ

以下自分が使うであろう情報のみ抜粋
・1日に8000歩歩くのがベスト
・そのうち20分は中強度(なんとか会話できるぐらいの速さ)のウォーキング
・一番体温が高い夕方に歩く、朝は体温低いし血液ドロドロだからダメ。
・10000歩を超えて歩くと疲れで病気になるリスクが。
・大股で歩くと正しい姿勢で歩ける。
・2ヶ月続けるとサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が目を覚ます

あとは細かい説明、どうやって続けるかとか、ダメなウォーキングの例とか、良いウォーキングをするとどんな良い事があるのか、とかそんな感じです。著者の15年にわたる研究の成果との事でそれが1冊800円だと思えば安いか。

書籍:できる男のメンタルコンディショニング☆☆

書籍:できる男のメンタルコンディショニング

今個人的に大注目の「マインドフルネス」
、、、に通ずるであろう本、散歩中に寄ったツタヤで購入
ホテルで風呂入りながら読んだ、その前に読んだ分も含めて1時間30分ぐらい。

一生に食事できる量や呼吸できる回数は決まっている。
と言う理屈の元、小食であれ、呼吸はゆっくりと言う内容
具体的には、
・食べ過ぎると消化しきれなかった分が毒として体を蝕む
・ケツに力入れると筋力付くよ
・肛門とヘソの間が丹田で、そこを意識しよう。
・全力の8割以上の力を1日5秒以上使うと筋力付くよ
呼吸に関して、
・ゆっくり
・腹式呼吸
・鼻で呼吸
・「吐ききる」事を意識すれば、「吸う」時に自然に体に空気が入っていく
・頭の中で数字を数えながら呼吸する事で雑念が抑えられる
・最初は10秒で1回呼吸する所を目指して、1呼吸1分ぐらいまで行けるといいね。

あとは、それにより得られる健康的な効果と、それを証明する証拠がたくさん書いてある感じでした。もっと為になる事が書いてあったと思うけど、私が読み取れたのは以上です。

内容は勉強になったが、気になった事が2点
1、マインドフルネス系の本にありがちな所謂スピリチュアルを感じさせる内容を含んでいた。個人的には科学的な根拠を並べてくれた方が受け入れやすい。神とか宇宙とか求めてないです。
2、西洋医学に対しての否定が過ぎるように感じました。本当にそうなのかも知れないけど、そこのテイストが強すぎると引いちゃいます。何せサプリメントにもお世話になっていますし。

呼吸をゆっくりするとどんな良い効果があるのか知りたい人や、どんな権威ある機関がそれを取り入れているか知る事でモチベーションになる人にはオススメできる本です。

書籍:たった5秒思考を変えるだけで、仕事の9割はうまくいく☆☆☆

要は「考えよう」な本
考え方の本ではあるけど、自己啓発より技術に寄っている印象
浅く広く解説していますし、挿絵も多く読みやすいので導入には良さそうです。

対象としている方は、
精一杯頑張っているのに成果が出ない人
毎日残業しているのにいつまでも仕事が終わらない人
よく考えてから仕事をしろと上司に注意される人
上記のような人は的外れな仕事の仕方をしているから、行動する前に5秒考えてから動くと仕事がうまく行きますよ。と言う内容

3章構成
1章は考えて仕事をしているか?と言う投げかけで、
的外れな仕事
頑張る
達成感の追求
は成果が出ませんよ

2章はやらなくて良い事をやっている
許されない失敗を避け許される失敗をしよう
全部はできないから、やるべき事をやろう
仕事は後回しにすると利子がつくよ
頑張っても成果出ないよ

3章はたった5秒で成果が出る「インバスケット」
15個の考える力を紹介
優先順位
問題発見
思いやり
自己分析
確認する
創造力
洞察力
当事者意識
対策立案
組織活用
段取り計画
課題形成
目標設定
リセット
逆算

 

個人的に、そうだったのか!な内容はなかったけど、割と作りが丁寧なので読みやすかったです。
中で良いなと思ったのは、随所にただ頑張っても成果は出ないと言う事を特に前半に何度か入れていた事です。増えていく仕事に対して頑張る事で対処するのではなく、成果に着目して仕事の仕方を工夫していく事に共感が持てました。

微妙だったのが、「インバスケット」と言う単語
この言葉がちょいちょい出てくるんですが、これに対する説明が弱いと言うか読み手としてしっくり来ない印象がありました。50年代にアメリカで開発されたビジネスゲームらしいんですが、このゲームの大事な要素である「考えて行動する」と言う所に着目してるんだと思います。
著者が株式会社インバスケット研究所の代表取締役と言う立場だから、この単語を推していく事は仕方ないんですかね。
本の内容そのものは良い内容だと思うので、無理にその単語を推さなくても良かったのではと感じました。

書籍:アイデアハック!☆☆☆

副題 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣 との事
基本は良いアイデアを出すために色々工夫してますよ的な本

90個ぐらい紹介されていましたが、その中で共感や新たな発見は以下
目次を抜き出します。

・アイデアは一刻も早く忘れる
要はすぐメモして、頭のメモリに余裕残しておこうって事ですね。

・スケジュールはパソコンで管理する
私はグーグルカレンダーで個人PC、会社支給PC、スマホ
更に職場PC(スタッフさん)と共有してます。

・やわらかいスケジュール
最初からスケジュールパンパンにしないで、
イレギュラーに対応できる余裕を残そう

・目線を下げる技術
この表現自体は、、、ですが、
言いたい事を言いたいように言うのではなく、
相手に伝わるように伝えようという事

・自分の勝ちパターンを持とう
考える事は大事ですが、こんな時こうすると言うような
自分なりのパターンをいくつか持っておけば、
スピード感もって動けるよね、と解釈しました。

・旅に出よう
日常から離れる事で新しい発見があったり、
リフレッシュして現状を新しい視点で見られるようになりますよね。

・迷ったらとにかく人に話せ
ひとりで悩むより会話する事で思考の整理が出来ますし
色々な人の考え方を聞く事で突破口になるかも。

・上司を動かすとやる気が出る
これは考え方の話だと思うのですが、言われた事をやるよりも、
自分がやりたい、と思う事をやる方が、やる気も出るし達成感も大きいと思います。

・予告ホームランは気持ちが良い
いつまでにこうします、と発信する事で、
自分に対して締め切りを設定して仕事を進めようという事だと思います

共感できるもの、ピンと来ないものありましたが、
ライフハック(複雑な問題を荒っぽくてもサクッっと解決して行こう)と言う考え方そのものが自分にとって気持ちの良いものでした。