仕事術:仕事を任せる

2010/12/25 17:12:00

私は残念な事に凡人です。、、、と仕事をしていて気付きました。

以前は超人になれると思い込み(笑)
・どんな仕事も人に任せるより自分がやった方が早くて正確だ
・自分が全部やれば一番上手くいく
・人に仕事を任せたら自分の仕事が無くなる、自分に価値が無くなる
なんて考えて、人に仕事を任せず1人で全部背負い込んでいました。

結果どうなったかと言うと、
・昼夜問わず仕事漬けで、自分に余裕が無くなりパフォーマンス低下
・残業が増えて会社での評価が頂けない
・部下は育たない

ありがたい事に、私よりもっとハードに働いている方が居て、
その方を見て「これはヤバい」と早めに気付けたので、軌道修正が出来ました。
確かに根性の大事さは学びましたが、
長期間続くものでも、他人に強制できるものでもないと学びました。
仕事は1人で抱えずに任せましょう。

任せる相手が居ない貴方も、マニュアル化する事で効率良く仕事を進める事が出来ます。
自分の仕事がなくなるなんて言う心配は無用です。
仕事を任せる能力が高い貴方には、放っておいても仕事は舞い込んできますし、
余裕が出来れば新しい価値を創造する「考える」と言う一番大きい仕事に取り組めます。

任せる時に気をつける事は
1、任せても良い相手に、任せても良い仕事を任せる
適材適所を心がけた方が任せる自分も任された相手も幸せです
自身の仕事の根幹に関わる部分を任せると、
その人なしでは貴方の仕事が進まなくなると言う事態になります。

2、任せられる状態にしてから任せる
これがマニュアル化の部分ですね。
時間を掛けて細部まで作り込む必要は無いと思います。
大まかな流れを作って、1,2回のトレーニングで出来るようになれば
以後貴方の時間は劇的に浮くでしょう
細かい修正や、更なる効率化は任せた相手の仕事とすれば良いのです。
完璧なマニュアルを作る手間も省けますし、任せた相手のやりがいにも繋がると思います。

3、定期的にチェックする
仕事は任せたとは言え、放置は危険です。
定期的に確認し、問題があれば、できれば質問の形で伝えてください。
指示を出すのは簡単ですが、どうして?と聞けば、相手は考えてくれます。
それが相手を成長させ、結果としてより手間がかからなくなります。
出来れば1つの業務に対して、担当はメインとサブの2人は欲しい所です。
そうすれば突然1人身動き取れなくなっても、仕事は滞り無く進める事が出来ます。

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